COURSE NOTES

ある夜の余韻。

火を入れる前から、時間はもう始まっている。

ひと皿は、流れの中に。

その日の素材に触れ、香りを聞き、火の入り方を待つ。JUKUのコースは、決まった皿をなぞるのではなく、目の前の時間に合わせて少しずつ形を変えていきます。

木箱と石を使った静物的な一品
01 / OPENING

はじまりに、静けさを置く。

木箱の中に、熱の気配をひとつ。口に届く前の香りや間合いまで、最初の一皿として整えていく。

木箱に盛り付けたコース料理
02 / SEASON

季節は、小さく立ち上がる。

酸、甘み、発酵の余韻。素材は声を張らず、器の中で静かに重なり、次の火へつながっていく。

笹と石を使った静物的な一品
03 / CRAFT

手数は、奥へ沈める。

仕込みも、火入れも、盛り付けも、前には出しすぎない。食べ終えたあとに、輪郭だけが静かに残ればいい。

苺とアイスのデザート
04 / AFTERGLOW

余韻の温度を、ほどく。

甘さで締めるのではなく、流れをほどく。食後の沈黙まで、ひとつのコースとして閉じていく。

NOTE

香りの余白。

香りが立つ少し前。火を止める、その手前。皿に残す余白。その日の小さな気配に耳を澄ませながら、流れは静かに形を変えていきます。

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